日和やオリジ等々の、絵ログや駄文を置く倉庫。
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穏やかな微笑だった。
見れば春の陽だまりのような。
見れば山に降る静かな雪のような。
ヒトがするにはあまりにも感情を見せないその微笑みは
得体の知れない不安感を掻き立てるには十分だった。
”コレ”と対峙することが、いかに無謀であったのかを痛感し
思わずその場から離れようと、足が一歩後退する。
「ひかないでよ」
決して大きくはない声がその場に響き渡る。
耳を打つその言葉に、身体がピタリと動きを止める。
なおも笑みを浮かべたままのソレは、引いた分の一歩を埋めるように
こちらへ一歩踏み出す。
「ひかないでよ、わざわざ枝龍をのして来たんでしょう?」
――ヒトの部下に手を出しておいて、帰れると思わないでよ?
喉奥から聞こえるクツクツという笑いに、一瞬の眩暈を覚える。
こちらに向けられた手を見て、自分がいかに浅はかな行動を取ったのかと
後悔した。
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たまにはマジメなバカミ。
タカラ「ジルちゃんの爪ってピカピカなんよ?なんでそんなに綺麗にするんよ?」
ジル「いつも欠かさず身だしなみに気を使うからよ。
やっぱり相応の相手の前では、相応しい姿でいたいじゃないの」
タカラ「そーおーなんよ?それ誰なんよ?」
ジル「相応ね、そうおう。でも、タカラにはまだはやい話かしらね」
タカラ「なんよ?」
がらくた「……」
コリコ「どうしたの空、クシャミして。風邪ひいた?」
がらくた「いいえ、大丈夫よ」
コリコ「あ、先生とタカラだ。二人で何の話してるんだろう」
がらくた「ジルフェオード、昼の食事は必要かしら?」
ジル「あら、ありがと。お言葉に甘えてご馳走になるわ」
コリコ「タカラ、先生と何の話してたの?」
タカラ「そーおーの話してたんよー」
コリコ「???」
がらくた「晩ご飯の話かしら?」
タカラ「タカラ、夜はシチュー食べたいんよ!!」
がらくた「そう、では、夜はシチューにしましょうね」
ジル「私もいただいていくわ」
コリコ「あれ?それで、何の話だったんだっけ?」
がらくた、タカラ、ジル「「「さぁ(なんよ)?」」」
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ジルフェオードは、女装好きだし、化粧も好き。
身だしなみという意味合いでは女性に負けないくらい気を使う。
でも別に男色というわけではない。
どっちでもホイホイいけてしまう。