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カウンター「11000」を踏みぬいてくださったのは影ノ虚さんことA3!!
ありがとうございます。
キリリクは「CSで影之と離磨の共闘(水属性の人達であはーん)」でした。
あはーん…?
リクが完遂できたか微妙すぎる匂いがプンプンするぜ。
某方のお名前を拝借しております。
追記にブツを織り込みます!!
「いいですよね、水の防壁って」
パシャンと音を立てて崩れ落ちた、先ほどまでかべの役割を持っていた液体は
敵の撤退と共にその意味を失い、元の水へと戻った。
離磨のなんとなしにつぶやかれた言葉に、影之は首をかしげ、須旺は目をしばたかせた。
「離磨さんも水系の技は使えるでしょう?」
「攻撃技ばっかりです、というよりもそもそも水系の技はあまり種類多くないです」
影之の質問に間を空けずに返答する。
2人と1人しかいない洞窟内で話題を考えていた結果、離磨のワンパターンな思考が
行き着いたのが、今しがたの戦闘で須旺が見せた水技であった。
「確かにさっき、離磨さん水での攻撃してましたね」
「流水表符?」
「そんな名前です。アレで防御ってできないんですか?」
「できません」
キッパリと言い放った。
二の句が告げず影之が苦笑を浮かべると、須旺が納得したようにうなづいて見せた。
「アレは呼び出されてから行動を起すのではなく
あらかじめ行動が予定されているモノを呼び出している。
状況が変わったからといって、攻から守へ転じることはできんのだろう」
「厳密に言えば呼び出すのは所謂チカラの具象化なんで」
比較的理解しやすい説明に、離磨もうなづいて返す。
離磨曰く、しっかりとした手順でチカラの大元にあたるモノを呼び出すことは可能だが
影之のように契約しているわけではないため、呼び出しても責任が持てない。
それどころかまず呼び出しにも応じてもらえない可能性が限りなく高いらしい。
「なのでわっちは呼び出すチカラ大元がもっとも適したチカラの一部しか呼べんのです」
「水系はソレが全て攻撃タイプであると?」
「攻撃は最大の防御とも言いましょう」
真顔で親指をおったてる離磨に、影之はため息をつく。
攻撃で防御を兼ねるならば、そもそも防御用の技はいらないのではないだろうか。
そしてふと、頭をよぎった疑問を口にする。
「離磨さんが呼び出すのは、チカラの一部なんですよね?」
「うぃさ」
「契約してても、基本的に失敗の確率が高いんですよね?」
「まぁ、契約自体もあんまりしてないんです。ほとんど無契約で」
「じゃぁ、ブロブさんも、アレ一部なんですか?」
瞬間、離磨がポカンと口を開いて止まる。
所謂遠い目をしているらしい。
影之の疑問に須旺も考えるように、顎に手を当てる。
「見る限り、アレは一部ではないように感じたが」
「じゃぁ、まんまブロブさん本体ってコト? よく契約できましたね離磨さん」
近付いただけで逃げるのに、と影之が付け加えると、
顔は見えないが非常に複雑そうな顔をして、離磨は口を動かす。
「してません」
「え?」
「契約、してません。つかブロブさんと契約とか恐れ多すぎてトイレの住人になりたくなります」
「契約ひとつでトイレに永住宣言!!?」
(そこは問題ではないと思うが…?)
須旺のそんな思いをもちろんわかっていたのか、影之はひとつ咳払いをし
手を振って、そうじゃない、と否定を意を示す。
「契約してないのに出てくるんですか?」
「ですとも。しかも出現は全てブロブさんの気分しだいのようでして」
いざ戦闘で扱うとなっても、確立問題となる故に、戦力としてはカウントできないらしい。
「しかし契約しておらぬのに現れるとは…」
「現れたい時に現れるヒトだと思います、あのヒトは」
「というか、契約していなくても離磨さんが呼び出しているなら、ある程度制御は…」
「ブロブさんがワタシごときの制御を受けると? 笑止!!!」
堂々と言い切ったが、それはそれで問題である。
自分とは召喚スタイルに影之は少し興味を持ったが、本当にスタイルが違いすぎて
自身の召喚の応用の参考にはなりそうにもなかった。
わいわいと会話を続ける二人に、須旺はひとつため息をして見せる。
それに気付いて影之と離磨は会話を中断させ、そろって須旺を見上げる。
「話をするのは構わんが、場所を考えたほうがいいぞ」
お前達の声は大きすぎる。
くるりと辺りを見回せば、いつの間に集まってきたのか
歩くキノコの姿をした魔物が周りを囲んでいた。
「声大きすぎましたか」
「コイツラは…確か水に弱いんですよね」
壁を背にした影之の前に須旺が現れ、更に前衛の位置に離磨が本とカードを構えて立つ。
キノコ魔物はじりじりとにじり寄ってくるが、歩みは決して速くはない。
「影之さん支援ヨロです。おいさんがある程度流します」
「はい、任せます」
パラパラと本をめくり、ページとページの間にカードをすばやく挟みこむと
本を中心に、周囲を清廉な気が包み込む。
空気の変化に、魔物達の動きもぴたりと止まる。
「『流水表符:冥界第二裁判開廷』」
口早に紡いだ言葉と同時に、本から発せられていた気が弾けとんだ。
本来であれば気がはじけ飛ぶと同時に、離磨が呼び出した
冥界の審判者のチカラの一部が具象化し、流水が魔物を押し流すのだが
辺りは静寂そのもの、一向に水が押し寄せる気配もない。
離磨が首をかしげると、魔物達はおかしな泣き声を上げて
そそくさと逃げていった。
魔物の奇行に、離磨はただ疑問符を浮かべるだけだったが
「志村後ろ後ろー」という影之の言葉に反応して、くるりと後ろへと向き直る。
「………」
「……」
視界に飛び込んだのは影之のでも須旺の姿でもなく、先ほどまで話題になっていた
契約もしていないのに気分私大で出たり入ったりするヒトだった。
間近に現れた白と水色の美しいコラボに、須旺の教えはどこへやら
大絶叫というソロを奏でて魔物達の去った方向へと、離磨は逃げ出していった。
_______________________________
予想しやすいオチ。
ブロブさんは黎明さんの…旦那!!!(黎明さんの嫁は泉水さん!!)
共闘がリクだったのにどこに共闘がとか…!!
最後のアレが共闘だと言い張ります!!
一ヶ月も間も空けたのにこんな話になって、リクを下さったA3申し訳ないですorz
ペットボトルの丸いところに腰をぶつけて倒れたい…;;;
というか「あはーん」の部分は…すみませんついキリ番踏み抜いた嬉しさに気持ちが高揚しすぎてあはーんをつけてしまいました(何だそれ)
と、特に気にしなくても大丈夫なのですよ…!
ってか刺しゃんのCS小説K T K R ! !
離磨さんの技とか水色の人の事とか凄く美味しかったですってかトイレの住人発言は俺噴き散らかしたよ…さすが刺しゃん、ネタが面白すぎるわ…!!
ラストの「志村後ろ後ろー」も懐かしくてもうwww
とても脳内で状況が構築できました、風呂離美味過ぎるだろう!(カッ!!!!!)
離磨さんも契約とかあるのね…もしよかったらぜひ戯心様と契約を交わしたいのですがどうしたr(帰れ)
というか、ブロブさんは離磨さんの婿じゃないの?(・∀・)←
コメント失礼しました!キリリクもほんっとありがとうございました!うまうまwww
果たして共闘と呼べるかどうか…。
風呂離は断じて認めぬんです(ぁ
>影ノ虚さん
そんなニヤニヤした影さんは頬を引っ張って
差し上げましょう(のびのーび)
刺の背後にはいつでもトイレの住人発言が待機しています。
志村ネタは通用するかちょっと不安でしたが、
わかっていただけたようで何よりですww
しかし風呂離はきっと違います(キリッ)
厳密には契約とは違いますが、契約できっと問題はない。
戯心と契約なんて交わしたら、ニートと化したあいつは
呼んでもきっと出てきませんwww
ブロブさんは黎明さんの旦那ですよ?(ニコッ)
遅くなってしまいましたが、リクエストありがとうございます!!