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落書きのような短文。
ただ書きたいがままに書くから、文章能力はほぼないよ!!
いやな方はユーターン!!(カカッ)
悪いことはいわねぇ、JFだけはやめときな。
JFから商品を持ち出せたら、一人前どころか英雄扱いだな。
空と同じ色の荘厳な金の髪に、太陽の双眸をもったガキに会ったら迷わず逃げろ。
仲間内で念入りに言われた言葉の意味を、理解しきれていなかったのだろう。
そのために、今はこのがらくただらけの汚れた地に這いつくばらせられているのだから。
首だけ動かして、周りを見回せば、商品回収のために連れてきたその手の運び屋が散々と
倒れているのがわかる。
倒れる人買いの商人たちを見下ろすのは、女性というには見目が幼いが
少女というには育っている、金の髪を持った子供。
その傷一つない手に持った銀色スコップが、太陽の光を受けて鈍く光る。
ソレが、JFの番人と確信をもって噂されている、がらくたサマという人物だと知った時には
様々なことがすべて遅かった。
JFの門をくぐろうとした時に、無数の弾丸と刃物が宙より降り注ぎ
武装していた運び屋たちは皆、歩くことも困難な傷を受けて、地に伏していた。
「人の話を聞くことは大切よ」
警告は確かにされた。
ここより先に踏み込むのであれば、命の責任はとれないと。
その警告を鼻で笑い、無視し、歩を進めた結果がこれだ。
「 」
風と共に響く声色はひどく穏やか。
一瞬の寒気を感じ、痛む体を捻らせ起こし、勢いよく顔を上げる。
目に映ったのは、黒。
黒色の巨体を天に伸ばし、赤い四つの目でこちらを見下ろす大蛇の姿。
大蛇の体をなでながら、少女は口元に小さな笑みを浮かべていた。
「警告は、一度だけなのよ」
少女の言葉の終わりと同時に、黒い大蛇が大きな口をあけて鳴いた。