日和やオリジ等々の、絵ログや駄文を置く倉庫。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
文章ってナニ。おいしいの?
深く考えずに、前に某方とお話したネタをもっそりと
文にしてみる。内容なんてないよう。
名前は出てないです。
心の目で、見てみてください(投げた)
カーテンから差し込む朝の光が、ちょうど顔にあたった。
久しぶりの宿屋、早い時間であるならば、もう少しだけ生温い心地よさに
埋もれて思考をまどろみに沈めたかった。
今は何時だろうか。
瞼をこすりながら、空いている手で、枕横に置いたはずの懐中時計を手探りすると
触りなれない感触を手に感じた。
湿ったような、手触りのよい何か。
ぼやける視界を定めながら、触れたモノをじっと見るが
裸眼では水色の何かがベッドにのっているようにしか見えないため
ケースに収めて枕のすぐ横においてあったメガネを取り出し、装着する。
視界は良好はだった。
クリアになった視界で、もう一度ベッドをうつす。
たっぷり数秒の沈黙。
一度メガネをはずして、もう一度かけなおして見る。
「おはよう」
朝のさわやかな目覚めに声にならない絶叫をノドに準備し、
飛び前転でベッドからすばやく抜け出し、向かった先は隣で同室者と寝ているであろう
旅一向の太陽のような人物の元。
渾身の力で気の扉を蹴破ると、音で跳ね起きた目的の人物の無防備な姿。
同室者のヒトに悪いとおもう暇もなく、思わず八つ当たりのように
彼の名前を叫んでいた。
PR
この記事にコメントする